FC2ブログ

はじめまして

2024.04.30 00:00|導入
。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜

ヒンジ と申します!

この度、『トキメキ☆成均館スキャンダル』に感化され、二次小説を恥ずかしながら創作してみました。
拙い文章力ではありますが、よろしかったらお付き合いくださいませ。

はじめてお越しくださった方は、必ず 続きを読む>> をお読みください。

。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜

『限定公開記事』の閲覧方法のご案内 → こちら

。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜

↓ 以下、このブログに関する簡単なご説明と、お願いです。

続きを読む >>

テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

  web拍手 by FC2 にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ

↑ いつもポチッとしてくださって、励みになってます♪ ↑  

強い絆 第6話

2021.02.26 18:00|第二十講 強い絆
「この調書を見る限りでは、どう見ても黒幕は老論だ。
 10年前にはそのことを明るみにしなかたのに、なぜ今になって俺に見せようと思ったんだ?」

ジェシンの問いに、紙巻に視線を落としていたグンスの表情が沈み、その重い口を開いた。

「……10年前、あの暴行事件の黒幕が老論だということは、程なく調べが着いた。
 関わった漢城府の役人は消されたが、それこそが計画が失敗に終わったとみる証拠となった。
 老論は、キム・スンホンもヨンシンも消すつもりでいたのだろう。
 その後も何度も命を狙われたが、王様の計らいで成均館にも有能な武官を配置し、奴らの思い通りにはならなかった」

グンスは遠い眼をして、過去の記憶を呼び起こしていた。

「だが、こちらもこの件をそれ以上追求しなかった。
 そう強く望んだのは、他でもないキム・スンホン自身だ。
 スンホンは、当時絶大な勢力を備えた老論を追求して内乱となり、王様のお命にまで係わることを危惧したのだ。
 王様は、金縢之詞(クムドゥンジサ)が失われたことによって、打倒老論を追求する大義名分を失くされた。
 そして、スンホンが引責してお傍から去ったことを、酷く落胆されていた……」

「だが、ここへきて10年前の件を蒸し返そうという輩が現れた。
 まだ、事件は終わっていなかったのだ」

グンスに代わり、ヨンシンがやや熱のこもった話を続ける。

「今はまだ、推測に過ぎない。
 ただ、何者かの命により、王宮に忍び込んだ間者がいる。
 おそらくは、以前お前たちが王様にご報告した特定商人の裏帳簿も、その者らの手によって、王宮から持ち去られたのだろう」

「……何者か?」

「その一人が、パク・ヨンジェだ。
 パク・ヨンジェは、実家が薬商家と偽り、王宮に薬師として出入りしていた。
 お前が睨んだように、司憲府もパク・ヨンジェが青壁書と結論付けたが……」

ジェシンは、雲を掴むような話に、胸やけでもするような不快感を覚えた。
10年前の事件と、王宮に忍び込む間者……、そして青壁書の深意とのつながりが掴めない。
だが、この膨大な10年前の調書から、何かしら手掛かりが見つかるかもしれない。
調書の一つ一つが、ヨンハが苦労して調べ上げたことを裏付けている。

ジェシンは、己の浅はかさにも身が縮む思いだった。
あの事件以来、自分はどこかで、その体が不自由になった兄を憐れみ、運命をあっさりと受け入れていると思っていた父も軽蔑していた。
だが二人は、何も諦めてなどいなかった。
こうして虎視眈々と、いつの日か復讐を果たさんと、力を蓄えていたのだ。

―――その時、ジェシンは急に妙な気配を感じ、身を逆立てた。
すかさず部屋の戸を開けて外をのぞくと、廊下の角を男が走り去るところだった。
咄嗟に追いかけようとするジェシンの腕を、ヨンシンが荒く掴んだ。

「追わなくていい」

「なぜだ!
 会話を聞かれたかもしれない。
 それに、あいつは―――」

走り去った男は、ヨンシンに仕えていた下男だった。
以前、ヨンシンが暴漢に襲われたとき、震えて何もできなかったのを、ジェシンが咎めた男だ。

ヨンシンが合図を送ると、どこから音もなく、笠を目深に被った黒い長衣を纏った男が現れた。
以前、偽青壁書と対峙した時に、ジェシンを逃がすために現れた男だ。
ヨンシンが耳にささやくと、屈強な男はすぐさま走り去った。

「私もこの10年、自分の身に起きたことの不幸を嘆いていたばかりではない。
 この身が不自由であっても、手足の代わりとなる者はいくらでもいる。
 私は、自らができうることをやるのみだ。

 あの下男は、1年ほど前から仕えてくれていた。
 もちろん、最初から何者かとつながりのある男だということはわかっていた。
 おそらくだが……あの男の行き先も、ある程度予想がついている」

ジェシンが呆然としていると、ヨンシンは普段と変わらぬ笑みを浮かべた。

。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。

兵曹判書ハン・ウギュの屋敷は、北村の広い敷地に、贅を見せつける様にそそり建っていた。
ハン家は、元々は貧しい地方役人に過ぎない一家だが、ウギュが一代で盛り立てたといっても過言ではなかった。
人脈や情勢を読む抜け目のなさで、着々と権力と財力を備え、兵曹判書にまで上りつめたのだ。
成り上がり者と揶揄する者もいる。
だがその声も、力を増せば増すほど、小さくなっていく。
所詮、最後には、力がある者が勝つのだ。
ウギュは、自らの人生をそう結論付けていた。

そのウギュの屋敷に、派手な身なりの男が出入りするようになって久しい。
ユン・ヒョング―――
清製だという紅の笠の下で、信用ならない卑下た笑みを浮かべる。
本来なら、屋敷に上げることすら躊躇われる男だが、この男の持ってきた話には、旨味を感じたのだ。

「お前の話が正しければ、金縢之詞は未だ存在すると……」

ヒョングは、出された酒を遠慮も知らずに、次々と口を付けた。
そして、歪んだ笑みを浮かべた拍子に、顎にまで垂れた酒を袖で拭った。

「大監……
 なぜ青壁書の挑発に躍起になって、再びその行方を追おうというのです。
 あの晩、金縢之詞を手に入れたはずでしょう?」

「まぁ……それは、その通りだが……」

曖昧に答えながら、酒に手を伸ばすウギュの顔を、ヒョングは下から覗き見る。
ウギュは、眉を顰めながら、毅然と姿勢を正した。

「もし、大監が確実に金縢之詞を葬ったとするなら、自ら兵を率いて青壁書を追うこともないでしょう。
 本当は、確信がないのでは?
 あの晩、手にしたものが、本当に金縢之詞だったのかどうか」

「馬鹿な!!
 あの晩、確かにこの手に入れたのだ!
 そして、書簡入れごと燃やし、跡形もなく消えた……」

だが、力の籠った言葉とは裏腹に、ヒョングの前に、その狼狽える様を晒した。
ヒョングは、面白い物でも見るように、肩を揺らした。

丁度、その時、外から男の呼び声が響いた。
まるで屋敷の主のようにヒョングが合図をすると、静かに開いた戸から、ウギュの知らない男が入り、ヒョングに耳打ちをした。
目の前での会話なのに、内容が理解できなかったのは、男とヒョングが清の言葉で交わしたからだ。
ウギュは、憮然とその様子を眺めた。

「大監……
  
 大監が確信を持てないでいる金縢之詞は、まだこの世に存在する。
 そしておおむねその在処もわかってきました。
 ―――大監にとっても、朗報です」

「どういうことだ……??」

「苦労して捜した甲斐があったようです。
 大監の策略で、あいつも深手を負いましたが……
 その苦労も、今度は大監の働きで報いていただきましょう」

ウギュは、不敵なヒョングの笑みに、びくりと眉を動かした。

↓ 後記があります^^
 

続きを読む >>

テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

  web拍手 by FC2 にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ

↑ いつもポチッとしてくださって、励みになってます♪ ↑  

新年を迎えて

2021.01.01 00:00|お知らせ
2021.jpg


 新年 あけましておめでとうございます

お久しぶりの御挨拶となりますが、皆様いかがお過ごしですか。

昨年は、1年前からはとても想像できないような年となりました。
ヒンジは幸いにして、家族ともども元気で、新しい年のお正月を自宅にて過ごしております。
例年とはまた違ったささやかなお正月ではありますが、皆変わりなくいられることが一番ですね。
本当に賑やかです^^;

昨年は、いつもにも増して更新も滞り、きっとご覧になられている方も、ブログは終了してしまったのでは!?
……と思われたことでしょう。
それでも、未だにあたたかいコメントをくださったり、コロナ禍でたまたまヒンジのお話が目に留まり、パスワード申請をしてくださる方も多くいらっしゃって、本当にありがたく思います。
そんな時に、皆様の近況も知れて、安心もしておりました。

今年は、昨年の災いも去り、また”密”な年になることを、心から願っております。
 

テーマ:更新報告・お知らせ
ジャンル:小説・文学

  web拍手 by FC2 にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ

↑ いつもポチッとしてくださって、励みになってます♪ ↑  
| 2021.05 |
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

ヒンジ

Author:ヒンジ
『トキメキ☆成均館スキャンダル』の二次小説を綴っています。
ドラマ版(ちょこっと原作も)のエピソードを交えたオリジナルストーリーです。

感想などお聞かせいただけたら、励みになります♪

近況&お知らせ

皆様、お変わりないでしょうか。
プレミアムフライデー(月末金曜日)にお話を公開しておりますが、現在はヒンジの都合で更新をお休みしています。
いつもお待たせして申し訳ありません!

にほんブログ村ランキング

↓ ランキングに登録しています!

最新記事

最新コメント

カテゴリ

リンク

メールフォーム

ヒンジ へのメールはこちら ↓

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示

アクセスカウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

にほんブログ村PVアクセス

FC2ブログランキング

よろしかったら、ポチお願いします

FC2Blog Ranking

ページトップへ